アメリカ映画界最大の祭典、第86回のアメリカ・アカデミー賞の発表・授賞式が3月2日(日本時間3日)、ハリウッドで始まった。
日本からは長編アニメーション賞と短編アニメーション賞に、宮崎駿監督の「風立ちぬ」と森田修平監督の「九十九(つくも)」作品がノミネート。日本人監督の作品が受賞するか注目されている。
「風立ちぬ」は、旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」の設計に当たった故・堀越二郎さんをモデルに、震災や戦争など困難な時代を懸命に生き抜いた姿を描いた作品です。
短編アニメーション賞には、森田修平監督の作品「九十九」がノミネートされています。「九十九」は、18世紀の日本を舞台に、もののけと人間の男の交流を描いた作品です。
(NHKニュース「アカデミー賞 日本時間の3日発表へ」より 2014/03/03 04:21)
宮崎監督は、2003年に「千と千尋の神隠し」で長編アニメーション賞を受賞。2006年の「ハウルの動く城」に続き、今回で3度目のノミネートとなる。
森田修平監督が短編アニメーション賞を受賞すれば、日本人監督としては2009年に受賞した加藤久仁生監督の「つみきのいえ」以来、5年ぶりとなる。
なおアメリカの各メディアによれば、作品賞は3作品が争うと見られる。
米国各メディアは、作品賞争いは大混戦とみている。奴隷制度を描いた「それでも夜は明ける」と、受賞すればSFはもちろん、3D作品でも史上初となる「ゼロ・グラビティ」、そして「アメリカン・ハッスル」の3強が優位と見る向きが多い。
(日刊スポーツ「作品賞は3強/米アカデミー賞速報します」より 2014/03/03 07:43)
【アカデミー賞の関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー