関係筋が28日に明らかにしたところによると、ファーストリテイリング
別の関係筋によると、韓国の大手衣料品チェーン、イーランドもJクルー買収を検討しており、共同買収について協議を進めている。アジアの商社と組む可能性があるという。
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JクルーはTPGキャピタルとレオナルド・グリーン・アンド・パートナーズのプライベートエクイティ(PE)2社が2011年に28億ドルで取得し、非公開化した。
関係各社が本格的な協議を行ったかどうかは不明だ。
Jクルー買収にはファーストリテ以外の企業も関心を示しているという。
関係筋によれば、TPGとレオナルド・グリーンは、新規株式公開(IPO)などを通じJクルーへの投資から撤退する選択肢を模索しているが、なお初期段階にあり、時期や方法は決定していない。
Jクルーのコメントは現時点で得られていない。TPGとレオナルド・グリーンはコメントを控えた。
Jクルーをめぐっては、これより先に米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が28日、ファーストリテが同社を買収する方向で協議を進めており、金額は最大50億ドルになる可能性があると報じている。
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WSJは、ファーストリテが今週、買収の可能性についてJクルー経営陣に接触したと伝えた。
関係筋によると、Jクルーは現在、早ければ年内にも再上場する案について検討中で、ゴールドマン・サックス
株式市場やデットファイナンスの環境が良好な中で、PE2社は株式公開か他社への株式売却を通じてJクルーへの投資を引き揚げることを検討している。
[ニューヨーク 28日 ロイター]
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