NHK経営委員の長谷川三千子・埼玉大名誉教授が委員就任前の2005年、NHKの番組内容への不満を理由に受信料の支払いを2カ月間保留していたことが2月27日、明らかになった。月刊誌「正論」(2005年7月号)のコラムの中で、不払いの意向を示した手紙2通が紹介されていた。未納分はその後に支払ったという。47NEWSなどが報じた。
同誌によると、東京都立高校卒業式の国旗国歌問題を扱った「クローズアップ現代」(05年3月放送)を、長谷川氏は手紙で「本当に酷うございましたね」と批判。「ちやうど自動振替が切れましたので、NHKが回心するまで不払ひをつづけるつもりでをります」と旧仮名遣いでつづった。
さらに番組に抗議した都教委にNHKが反論した点には、2通目の手紙で「受信料支払ひはまだまだ先のことになりさうでございます」とした。
(47NEWS「NHKの長谷川委員が支払い保留 受信料、05年に2カ月間」より 2014/02/27 12:50)
長谷川氏は経営委員への就任に当たり、支払い義務について知ったという。
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