STAP細胞論文「小さなミス」ハーバード大・バカンティ教授が声明

理化学研究所の小保方晴子さんらが手がけた「STAP細胞」の論文で、画像に不審な点が見つかった問題で、小保方さんと研究していたハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が声明を発表した。
Harvard Univ.

理化学研究所の小保方晴子さんらが手がけた「STAP細胞」の論文で、画像に不審な点が見つかった問題で、小保方さんと研究していたハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が声明を発表した。

共著者の一人、ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が21日、「論文の編集過程で生じたささいな間違いの結果」などとする声明を発表した。

(中略)

バカンティ教授は、小保方さんの留学時代の指導教官。所属する同大の関連病院の広報担当者を通して公表した。声明では「論文全体の中身や科学的データ、結論には影響しないと考えている」「公正を期すため、調査が終了するまでは何も情報は出せない」とした。

(朝日新聞デジタル「「ささいなミス」と声明 STAP細胞論文で米大学教授:朝日新聞デジタル」より 2014/02/22 11:22)

小保方さんの論文は、科学雑誌の権威「ネイチャー」に掲載され一躍脚光を浴びたが、「異なる状況で撮影されたはずのマウスの胎盤の写真2枚が似ている」などと指摘されていた。

この件に関しては、掲載したネイチャー、発表した理化学研究所も再調査することを明らかにしている。

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