高橋大輔選手、佐村河内守氏「ゴーストライター問題」余波でDVD出せず【フィギュア男子】

「何があってもこれが最後」。ソチオリンピックのフィギュアスケート男子が2月13日から始まり、3大会連続出場となる高橋大輔選手が集大成の舞台に臨む。
SOCHI, RUSSIA - FEBRUARY 10: Figure skater Daisuke Takahashi of Japan attends the Japan Fugire skating Mne's team press conference during day 3 of the Sochi 2014 Winter Olympics at Main Press Center on February 10, 2014 in Sochi, Russia. (Photo by Paul Gilham/Getty Images)
SOCHI, RUSSIA - FEBRUARY 10: Figure skater Daisuke Takahashi of Japan attends the Japan Fugire skating Mne's team press conference during day 3 of the Sochi 2014 Winter Olympics at Main Press Center on February 10, 2014 in Sochi, Russia. (Photo by Paul Gilham/Getty Images)
Paul Gilham via Getty Images

「何があってもこれが最後」。ソチオリンピックのフィギュアスケート男子が2月13日から始まり、3大会連続出場となる高橋大輔選手が集大成の舞台に臨む。

大会直前にショートプログラム使用曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」が佐村河内守氏ではなく別人による作曲だったことが発覚、思わぬ騒動に巻き込まれたが、高橋選手は「作った人が誰であろうと、素晴らしい曲なので表現していきたい」と語ったという。時事ドットコムが報じた。

大会直前、思わぬ騒動に巻き込まれた。ショートプログラム使用曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」が別人の作曲だったことが発覚した。曲のテーマや背景にあるストーリーは、振り付けも含めて演技に大きく関わる。(中略)影響が懸念されたが、「曲を選んだ段階では、背景は知らなかった。作った人が誰であろうと素晴らしい曲なので表現していきたい」と言い切った。

(時事ドットコム「思い込めラストダンス=集大成に臨む高橋-フィギュア男子〔五輪・フィギュア〕」より 2014/02/12 18:54)

ジャンプには不安が残るが、世界トップレベルのステップと表現力がある。逆境での強さを発揮できれば、メダルも狙えるだろう。2013年に痛めた右足は痛みがないまでに回復しているという。

高橋は3回転半や4回転に不安が残る。危機感を抱いて優勝した今季のNHK杯のように、逆境での強さを発揮できるか。4回転がSPとフリーで計3回決まり、ミスのない演技なら金メダルの可能性もある。

(朝日新聞デジタル「チャンに迫る羽生 高橋、町田もメダル争い フィギュア」より 2014/02/12 20:46)

しかし、ゴーストライター問題が発覚し、曲の権利関係が不透明になったことで、高橋選手の演技を収録したDVDの発売プランが宙に浮いているという。

「佐村河内騒動」によって、高橋の演技を収録したDVDの発売プランが宙に浮いていることが11日、分かった。同曲の権利関係が不透明となったために発売に向けた動きがとれない状況。高橋の関係者は「DVD化するにしても、権利がはっきりしないことには…」と困惑した。

(日刊スポーツ「高橋 騒動余波 SPのDVD出せない - フィギュア - ソチ五輪2014」より 2014/02/12 09:06)

このまま権利関係がクリアにならなければ、高橋選手のDVDでショートプログラムを目にすることができないかもしれない。高橋選手が魅せる最後の舞台から目が離せない。

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