山本兼一さん死去 直木賞作家「利休にたずねよ」など

直木賞作家の山本兼一(やまもと・けんいち)さんが2月13日に、肺腺がんのため死去した。
時事通信社

直木賞作家の山本兼一(やまもと・けんいち)さんが2月13日に、肺腺がんのため死去した。57歳だった。山本さんは、出版社で勤務した後に作家デビュー。2004年に『火天の城』で松本清張賞、2009年に『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞した。

直木賞作家の山本兼一(やまもと・けんいち)さんが13日午前3時42分、肺腺がんのため京都市内の病院で死去した。57歳。京都市出身。葬儀・告別式は16日午後1時から京都市北区紫野宮西町34、公益社北ブライトホールで。喪主は妻英子(ひでこ)さん。


(47NEWS「直木賞作家の山本兼一さん死去 『利休にたずねよ』など」より 2014年2月13日 14:05)

『利休にたずねよ』は2013年12月に市川海老蔵を主演に迎えて映画化され、話題となった。山本さんはキャスティングから制作に関わり、子供たちに作品を絶賛された際には「原作者は時代考証のような細かいところが気になるものですが、まっさらな私の子供たちが面白いというのだから…」と満足げに語っていた

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