ソチオリンピックの新種目、スキーのスロープスタイル女子の予選と決勝が2月11日行われたが、転倒者が続出した。ネット上では「なんでそんな難コース作るの」と、コースの安全性を疑問視する声も出ている。
「スロープスタイルの女王」と言われて金メダル候補だったカヤ・タースキー(カナダ)も、日本代表の高尾千穂も予選で2回とも転倒。ともに決勝進出を逃した。
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母親が日本人のユキ・ツボタ(カナダ)は、決勝2回目のジャンプで着地に失敗。起き上がることができず、担架で会場外に運ばれた。優勝は、ダラ・ハウエル(カナダ)だった。
ソチのスロープスタイルは全長635メートル、高低差151メートルのコースで、ジャンプや空中技の難度や着地の美しさなどを競う。スノーボードとスキーで競技が行われた。
スノーボード・ハーフパイプで金メダルを過去2回獲得しているショーン・ホワイト選手も「自分にとってはまだ危険すぎる」として、スロープスタイルは棄権した。スポニチは以下のように書いている。
選手が不安視するのはジャンプ台の大きさだ。高く飛び出せるために見栄えはする分、着地の衝撃は大きくなる。審判員を務める横山恭爾氏は「こんなに大きい台は見たことがない」と驚く。
(『王者ホワイト苦言「リスク高すぎる」新種目Sスタイルのコース』2014年2月6日 07:29)
※ネット上の反応
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