ソチオリンピックのフリースタイルスキー・モーグル女子の決勝が2月8日(日本時間9日未明)が行われ、上村愛子選手(34)がメダルを逃して4位となった。
この日、上村選手は1回目が20.43点で9位につけ、上位12人が進める2回目に進出。2回目も21.15点を記録し、上位6人が進める3回目に進んだ。
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3回めの最終滑走では、タイムが30秒46と1回目の30秒68、2回目の31秒19を上回る速さだったが、20.66点で4位となり、悲願のメダル獲得はならなかった。
競技はジュスティーヌ・デュフールラポワント選手(カナダ)が22.44点で優勝。21.66点で2位のクロエ・デュフールラポワント選手(カナダ)と姉妹で金銀を独占した。3位はハナ・カーニー選手(アメリカ)で21.49点だった。
上村選手は晴れやかな表情で競技後のインタビューに答え、次のように話した。
「こんなに何本も滑れるオリンピックは今回が初めてだが、体力が持つか、最後まで良い滑りができるかということは考えず、全力で滑った。
点数は点数。また4番だった。メダルは取れなかったが、攻めて滑りたいという思いで3本全部滑れたので清々しい。
自信を持ってスタートに立って、目の前のコースで最大のパフォーマンスで滑るということが私の理想だったが、今日はそれがたくさんできたので嬉しい。
今日は泣いたり笑ったりで忙しかった。メダルが取れるか取れないとかのギリギリのところに、また戻ってこれた。
何回も滑れたことが嬉しい。今回が最後だと思っているので、オリンピックの思い出が良い思い出で終わる。メダルはないが頑張ってよかった」
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