政界を引退した小泉純一郎元首相が、原発についての講演を、依頼されればやるとの意向を自民党に伝えていたという。朝日新聞デジタルが報じている。
「原発即時ゼロ」を訴えている小泉純一郎元首相が昨年12月、自民党の石破茂幹事長に「党から要請があれば、原発政策について講演をしてもいい」と伝えていたことがわかった。原発政策で古巣を揺さぶろうとする小泉氏の存在に、党執行部は頭を悩ませている。
(朝日新聞デジタル『「原発の講演、やるよ」 小泉元首相、自民に売り込み』より 2014/01/10 05:00)
小泉元首相は2013年、「原発推進は無責任」として、脱原発への姿勢を明確にしていた。東京都知事選に立候補するとされている細川護煕元首相も脱原発を主張しており、小泉元首相との連携を模索。動向が注目されている。
細川氏は、原発の再稼働や海外輸出を進める安倍政権を批判している。立候補した際には「脱原発」を最大の争点にする意向だ。このため、同じく「脱原発」を掲げる小泉氏との連携を重視。小泉氏からの支援を受けられるかどうか慎重に見極めている。
(朝日新聞デジタル「細川元首相、都知事選候補に浮上 「脱原発」争点に」より 2014/01/09 05:12)
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