細川護煕元首相が23日告示、2月9日投開票の東京都知事選に無所属で立候補する意志を固めた。「脱原発」を唱える小泉純一郎元首相と会談後、正式に表明する見通しだという。日刊スポーツなどが報じた。
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、民主党の出馬打診を断った細川護熙元首相(75)が、無所属で立候補する意向を固めたことが9日、分かった。今も強い影響力を持ち、同じ脱原発を訴える小泉純一郎元首相(71)との連携が最大の鍵とみて、週明けに小泉氏と会談した上で、正式に表明する見通し。
(日刊スポーツ「細川氏、小泉氏と会談後出馬を正式表明」より 2014/01/10 09:31)
関係者によれば、都庁がある新宿区に選挙事務所用の物件を確保するなど、準備を進めているという。
今年に入り、細川氏は民主党の出馬打診を固辞。無所属で出馬する見通しだが、民主党は、最有力の候補者として支援する方向で調整している。
23日告示の東京都知事選に、元首相の細川護熙氏(75)が候補者として浮上したことを受け、民主党都連は9日、立候補した場合は支援する方向で調整を始めた。
(朝日新聞デジタル「(変転 2014都知事選)民主都連「細川氏、最有力」 自民都議団は舛添氏支援」より 2014/01/10 05:00)
小泉氏が細川氏の支援に回れば、自民党内の分裂や野党結集につながり得る。選挙戦に大きく影響しそうだ。
脱原発を唱える小泉氏が細川氏の支援に回れば、自民党内や同党支持層の亀裂を誘う可能性がある。脱原発は民主党や生活の党など野党の結集軸にもなり得るだけに細川氏の動向は選挙戦に大きく影響しそうだ。
(MSN産経ニュース「【都知事選】細川元首相が出馬を検討 小泉氏と「脱原発」で連携模索」より 2014/01/09 13:14)
小泉氏が細川氏を支援することについて、菅義偉官房長官は言及を避けたという。
都知事選はこれまでに、舛添要一元厚生労働相や日弁連前会長の宇都宮健児氏らが立候補を表明している。
都知事選にはこれまでに、舛添要一元厚生労働相(65)や、日弁連前会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)らが立候補の意思を表明。政権与党の自民、公明両党は、舛添氏を支援する方向で調整に入っている。
(時事ドットコム「細川元首相、都知事選出馬を検討=脱原発主張、小泉氏支援も」より 2014/01/09 11:22)
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