キャサリン妃へ「愛しているよ」ウィリアム王子のラブコールを盗聴 イギリス大衆紙

「ベイビー、愛しているよ」 イギリス王室のウィリアム王子が結婚前のキャサリン妃の"ラブコール"が廃刊となったイギリス大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」に盗聴されていたことがわかった。ロンドンの裁判所で開かれた同紙の盗聴事件をめぐる公判で...
LONDON, UNITED KINGDOM - DECEMBER 06: (EMBARGOED FOR PUBLICATION IN UK NEWSPAPERS UNTIL 48 HOURS AFTER CREATE DATE AND TIME) Prince William, Duke of Cambridge and his pregnant wife Catherine, Duchess of Cambridge leave the King Edward VII hospital where The Duchess was being treated for acute morning sickness (Hyperemesis Gravidarum) on December 06, 2012 in London, England. (Photo by Indigo/Getty Images)
LONDON, UNITED KINGDOM - DECEMBER 06: (EMBARGOED FOR PUBLICATION IN UK NEWSPAPERS UNTIL 48 HOURS AFTER CREATE DATE AND TIME) Prince William, Duke of Cambridge and his pregnant wife Catherine, Duchess of Cambridge leave the King Edward VII hospital where The Duchess was being treated for acute morning sickness (Hyperemesis Gravidarum) on December 06, 2012 in London, England. (Photo by Indigo/Getty Images)
Max Mumby/Indigo via Getty Images

「ベイビー、愛しているよ」 イギリス王室のウィリアム王子が結婚前のキャサリン妃にかけた"ラブコール"が、廃刊となったイギリス大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」に盗聴されていたことがわかった。ロンドンの裁判所で開かれた同紙の盗聴事件をめぐる公判で12月19日、明らかになった。ロイター通信などが伝えている。

盗聴されていたのは、ウィリアム王子が2006年当時に交際中だったキャサリン妃の留守番電話に残したメッセージ。

検察側によると、同紙の王室担当編集者や同紙が雇った探偵の自宅からキャサリン妃の携帯電話に届いたメッセージの録音が押収された。

(47NEWS「英王子のラブコール盗聴 婚前のキャサリン妃標的」 2013/12/20 06:23)

ロイター通信などによると、その中にはウィリアム王子がキャサリン妃に「ベイビー、とても愛しているよ」と呼びかけたり、陸軍士官学校の訓練中、危うく撃たれそうになったことなどを報告したりしていた。こうした内容はスクープとして同紙に掲載されていたという。

ある留守電メッセージによると、ウィリアム王子はミドルトンさんに「僕のかわいいベイビー! もちろん元気だよね」と呼び掛けている。

読み上げられた別の留守電メッセージで、同王子はまた、「ハイ、ベイビー! ごめん、たった今、演習から戻ったところだ」と述べ、訓練を受けているサンドハースト(王立陸軍士官学校)の演習で迷子になり、あやうく撃たれそうになった時の当惑した心境を伝えている。

(ウォール・ストリート・ジャーナル「ウィリアム王子のケイトさん宛て留守電も盗聴―英日曜紙の裁判」2013/12/20 11:49)

ウィリアム王子とキャサリン妃は2011年4月に結婚。2013年7月22日、二人にとって第1子となるジョージ王子が誕生している。

公判では弟・ヘンリー王子の電話も盗聴されていたことが判明。ウィリアム王子がヘンリー王子のガールフレンドの声をまねて残したとみられる留守電メッセージも公表した。

ウィリアム王子は女性のようにかん高い声で、ヘンリー王子の当時のガールフレンド、チェルシー・デービーさんを装ってヘンリー王子に留守電を入れている。

ウィリアム王子は「ハイ、わたしチェルシーよ!」と呼びかけ、「あなた(ヘンリー王子)がいなくてとても寂しいとだけ伝えたかったの。あなたはわたしがこれまで会った中でもっともハンサムなginger(赤毛の人)よ」と伝えている (訳注=gingerはショウガ、ないしその赤褐色。頭髪が赤毛の人にはGingerがあだ名としてよく用いられる)

(ウォール・ストリート・ジャーナル「ウィリアム王子のケイトさん宛て留守電も盗聴―英日曜紙の裁判」2013/12/20 11:49)

ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙は「メディア王」ルパート・マードック氏の傘下だったが、2011年に廃刊に追い込まれた。

関連記事

注目記事