人気漫画「黒子のバスケ」に関する脅迫状が10月15日に届いたことを受けて、大手レンタルビデオ店「TSUTAYA」の全店舗から関連商品が全て撤去されることが決まった。10月29日、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの広報担当者は、ハフィントンポストの電話取材に対し「お客様の身体・生命に危害を与える可能性のある内容が書かれた脅迫状が届いたことで、他社の対応など総合的に考えて撤去を決めた。脅迫状の詳しい内容については、警察に相談中なので答えられない」と回答している。
漫画、DVD、CDなど「黒子のバスケ」の名前を冠した関連商品は10月28日から撤去が始まり、11月3日までに全店舗で撤去される方針だ。TSUTAYAが撤去するという情報が10月27日からネット上で噂されていたが、事実と確認された。
「黒子のバスケ」は、週刊少年ジャンプに連載中のバスケットボールを題材にした漫画。この漫画に関連するイベントの中止などを求める脅迫事件が1年前から全国で相次いでいる。最近の脅迫状や犯行声明文では「怪人801面相」と名乗っており、警視庁は威力業務妨害の疑いで関連について調べているが、まだ犯人の足取りはつかめていない。まるで警察の捜査をあざ笑うかのような展開にネット上では、警察の奮起を促す声が相次いでいる。
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