「昆虫トッピング」のオシャレなチョコレート

フランスのショコラティエ(チョコレート職人)、シルヴァン・ムスカール氏は、非常にユニークな創作チョコレートを提供することで、他ブランドとの差別化を図っている。

フランスのショコラティエ(チョコレート職人)、シルヴァン・ムスカール氏は、非常にユニークな創作チョコレートを提供することで、他ブランドとの差別化を図っている。

同氏のチョコレートの上には、金粉をまぶしたコオロギやミールワーム(幼虫を飼育動物の生餌とするために飼育・増殖されている、ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫の総称)が飾られているのだ。

ムスカール氏のチョコレートは、1箱9個入りで22ユーロ(約3000円)で販売されている。戸惑う人もいるかもしれない。しかし、昆虫を食用にすることは、実は食習慣の意識革新を促す大きな風潮の一部だ。昆虫が極めて持続可能なタンパク源であることは広く認められている。さらに、国連の今年の報告によると、昆虫を食べることは肥満の低減に役立つ可能性があることがわかったという。

チョコレートの上の1匹のコオロギを食べても、地球を救うことにはならないかもしれない。しかし、昆虫を食べることに慣れるには良い方法だ。

All photos by Jean-Christophe Verhaegen.

[Carey Polis(English) 日本語版:ガリレオ]

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