ヤフーは10月7日、ECモール「ヤフーショッピング」の出店料とロイヤルティを無料にすると発表した。店舗から出店料や手数料を徴収するビジネスモデルから、店舗オーナーがECサイトを運営するのにかかるお金を無料にすることで店舗と来客者を増やし、広告で収益を上げるビジネスモデルに転換する。また、国内最大規模のオークションサイト「ヤフオク」の利用料や出品料も無料にする。
無料化により、これまで出店をためらっていた店舗の参加を見込むことができ、出店数の拡大や価格競争力の強化が期待できるとしている。また期間限定の短期営業なども可能になり、農産物や水産加工品など1次産業の産品、期間限定のイベントグッズなども気軽に販売できるとしている。ヤフオク!も基本無料化で取り引きの活性化を期待する。
(ITmedia ニュース「ヤフー、EC店舗の出店料・ロイヤルティを完全無料に ヤフオク入札・出品も無料化 「EC市場に革命」」より 2013/10/07 15:33)
ヤフーショッピングの場合、これまで出店時に初期費用21,000円、月額25,000円に加え、売上の1.7~6.0%のロイヤルティを徴収していた。これが無料になるインパクトは大きい。
ストア出店料を無料にすることにより、期間限定の短期営業も可能となるため、たとえば出荷できる時期が限られる第一次産業の産品(農作物や水産物など)や、期間限定販売のイベントグッズなども気軽に販売することができるようになります。
(Yahoo! JAPAN広報からのお知らせ「Yahoo! JAPAN、eコマース事業における新戦略を発表」より 2013/10/07)
※Twitterでの反応
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