9月4日、愛知県や岐阜県では1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降った。台風17号から変わった低気圧の影響だ。気象庁では「河川の増水やはん濫、低い土地の浸水に厳重に警戒」するように訴えた。
名古屋市は午後5時46分、同市北区を流れる堂前川の水位が上昇し、氾濫や堤防決壊の恐れがあるとして、北区の楠西小学校の学区内に2552世帯6171人に対し避難勧告を出した。朝日新聞デジタルによると、同学区内には2552世帯6171人が住んでいる。
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また午後5時10分には、浸水のおそれなどがあるとして、名古屋市内全域に、避難勧告の1段階前にあたる避難準備情報を発令。FNNニュースによると、避難準備情報とは、1人暮らしのお年寄りや体の不自由な人を、今のうちに避難させるよう呼びかけるもの。
北区の避難勧告は午後9時15分に、市内全域の避難準備情報は午後9時25分に解除された。
愛知県内でも各地で、土砂災害警戒情報が出た。
ネット上では、名古屋駅前でマンホールから水が噴出したり、道路が冠水する模様が次々と写真付きでツイートされている。
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