石破茂幹事長の「消費増税は、党で決定済み」発言に、反論続出

自民党の石破茂幹事長は8月31日、消費増税について、「引き上げは党として決定している。誰も異論はない」と発言し、増税の是非は議論しないことを強調した。
時事通信社

自民党の石破茂幹事長は8月31日、消費増税について「引き上げは党として決定している。誰も異論はない」と発言し、増税の是非は議論しないことを強調した。MSN産経ニュースなどが報じた。

石破氏は8月27日、消費増税について自民党所属国会議員からも意見聴取する場を設けることを明らかにしていた。しかし石破氏は31日、鳥取市内で記者団に対して、「引き上げは党として決定している。誰も異論はない。(党税制調査会会合は)増税による経済失速をもたらさないための方策をまとめ、安倍晋三首相に伝える作業だ」などと述べたという。

この石破氏の発言について、インターネットでは反論もでている。

前にもツイートしたが、昨年大胆金融緩和を掲げ景気回復が先決、場合によっては消費増税延期を主張した安倍氏が総裁選を、総選挙を勝ちここまで来た。消費増税は党の決定というのなら総選挙で国民の信を問え

— 司馬遷都 (@mf6mp7) August 31, 2013

60人も有識者集める必要はなかったが首相が内閣参与たちに日和そうになったので財務省が念押ししたんだろう。RT @kazuo_ishikawa: これで必要十分と思う。〜 「消費増税、党で決定済み」自民・石破幹事長

— EURO SELLER@10倍返しだ (@euroseller) August 31, 2013

これは政局になるかも。石破さん、ちょっと政治勘ないねえ。今日のTVタックル(来週放映)で、政治家は政局になると、どうなるかわからなくなる。そのほうが面白いが←「消費増税、党で決定済み」 自民・石破幹事

— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) August 31, 2013

自民党内部における消費増税論については、大島理森・前副総裁が8月30日、ロイターのインタビューに対して、「安倍晋三首相は予定通りの消費増税実施を判断すると確信している」と話しているほか、野田毅税制調査会長が8月19日、BS11の番組に出演し、予定通りの引き上げを重ねて主張している。

関連記事

注目記事