人々の荷物を届けるFedEx社の作業現場でこういうことは起こってほしくないと、誰もが思うはずだ。
「Gothamist」は、マンハッタンの中心部で隠し撮りされた動画を紹介している。FedEx社の女性従業員と身元不明の男性が、中身のことなどお構いなしに、荷物をトラックの中に次々に投げ入れる場面をとらえたものだ。
女性従業員は、はじめは荷物をアンダーハンドで投げ入れていたが、その後、もっと重い物を上手投げしていく。ある時など、投げ終わったあとに男性に親指を突き出して見せる。続いて、男性が荷物を放り投げると、荷物は天井に当たって跳ね返る。
FedEx社広報担当のシー・レオーディーヌ氏はハフィントン・ポストに対し、同社は今回の一件を調査すると述べた。
「この動画を見て、われわれは非常に落胆しています。FedEx社が社員に求める作業の水準は高く、この女性従業員の行為は当社の期待にまったくそぐわないものです。われわれは毎日数百万の荷物を、プロとしてふさわしいやり方で集荷し、配達しています。この動画に映っている行為は、顧客に対する当社の献身をお伝えするものではありません。われわれはただちに責任部署に連絡を取り、適切な是正措置を取ります」と、レオーディーヌ氏は電子メールに書いている。
同氏によると、動画に映っている男性はFedExの従業員ではなかった。
見るからにひどい行為だが、せめてもの慰めは、荷物がコンピューターではないことだ。[リンク先は2011年の記事で、FedEx社の男性従業員がコンピューターモニターの入った箱を門から投げ入れる様子をセキュリティカメラがとらえた動画が掲載されている]
[(English) 日本語版:松田貴美子/ガリレオ]
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