アップル、大画面 iPhone や13インチ級の iPadをテスト中 (WSJ報道)
Phone といえば昨年の iPhone 5 で縦1136ピクセルに伸びたばかりですが、世の流れにあわせてさらに大画面化するかもしれません。リンク先の Wall Street Journal はサプライヤ筋からの情報として、アップルが iPhone と iPad 用に現在より大きなディスプレイをテスト中であると報じています。
匿名の「部品サプライヤ筋」の証言とされているのは、煎じ詰めれば、アップルはより大きな画面の iPhone や iPadを検討しており、サプライヤに対して:
・iPad用に、13インチよりやや小さいディスプレイの設計
・iPhone用に、現在の4インチより大きなディスプレイの試作品
を求めているという内容。
アップルは iPadに mini を加えたり iPhone も伸ばしたように常にさまざまな設計の検討を続けているため、大型の iPad が正式に開発決定したわけでも、また iPhone が Android 級の大きさになると決まったわけでもありません。
そのほかの「証言」は、今年の新 iPhone 用部品の量産は先月から始まった(iPhone 5S? 廉価版 iPhone? )、組み立てる鴻海は8月後半にも出荷できるようアップルから求められた、など。
そりゃ検討はしてるだろう、という話でもありますが、タブレットの普及が進みさまざまな用途に住み分けが広がるなかで、新聞や雑誌を含む電子書籍の高精細表示や、より迫力のある動画再生を売りにした12インチや13インチ級タブレットはすでにさまざまなメーカーから登場しており、アップルが「われわれは正しい大画面タブレットを(略)」と参入しても不思議はありません。気になるとすれば、mini の逆の大型 iPad にどんな接尾辞がつくかでしょうか。
(写真は今回のうわさとは直接の関係がない、今年の新 iPad の前面パネルらしきもの)。
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