選挙期間中のネット利用が解禁された参議院選が、7月21日、投票を迎える。政党が直接個人とつながれるSNSをどう利用するかが注目されているが、SNSにおけるファン獲得についてユーザーローカルがデータをまとめた。
Twitter、Facebook、LINEの主要な3つのSNSにおいて、各政党が獲得したファン数の半数以上がLINEによるもので、他のサービスを圧倒した。
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LINEはスマートフォンユーザーを中心に支持を得ており、登録者は国内で4500万人を超える。Twitter、Facebookに比べて、直接メールのようにユーザーに届けられる点が特徴だ。ネット選挙解禁後、LINE株式会社はいち早く政党に公式アカウントを提供した。
LINEが多数を占めた一因として、LINEのクローズドな仕組みが考えられる。Twitter、Facebookでは、政党をフォロー、いいね!したことが友人にわかるのに対して、LINEでは政党のチャネルを購読したことが友人にはわからない仕組みになっている。
ツールごとのファン獲得数を政党別に見ると、バランスよく獲得している自民党、LINEが引っ張る公明党、Twitterに強いみんなの党、ほぼLINEが占めるその他、といった具合に、軸足となるサービスがそれぞれ異なるようだ。
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