地震が起きたら机の下に隠れるーー。学校で教わる地震の心得で、まず浮かぶのがこれだろう。
しかし、必ずしも机の下が安全ではないという見方もある。アメリカン・レスキュー・チーム・インターナショナル(ARTI)のダグラス・コップ氏(Douglas Copp)が語ったところによると、1985年のメキシコ大地震の際、天井が落ちて机の下敷きになった子どもたちが大勢いたという。
この問題を解決するために作られた机が話題になっている。Dezeenによると、イスラエルのアーサー・ブラッター氏(Arthur Brutter)が作成した防災机(Earthquake Proof Table)は、1トンの重さのものが落ちてきても耐えられるような特殊な作りとなっている。
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新しくなったものは生徒が運べる重さで、非常用以外でももちろん使えるものになっている。また、コスト的にも高くないという。
なお、同様に地震の落下から身を守るテーブルとしては、Haishan Deng氏の作成した三角形の救命スポット(Triangle of Life)を応用した机もある。
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