NYで大人気の新スイーツ「クロナッツ」

クロワッサン生地のドーナッツ「Cronut」(クロナッツ)が、現在米国で話題になっている。
Facebook: Dominique Ansel

クロワッサン生地のドーナッツ「Cronut」(クロナッツ)が、現在米国で話題になっている。

この新スイーツは、ニューヨーク市にあるペストリー「ドミニック・アンセル・ベーカリー」のオーナーシェフであるドミニック・アンセル氏が開発したもの。発売からわずか1カ月足らずだが、すでに商標登録を得ている。

「クロナッツ」を味わうためには、「ドミニック・アンセル・ベーカリー」の前の行列に並んで待つ必要がある。しかも、すぐに売り切れてしまうため、朝早くに並ばなければならない。また、この人気は過剰評価ではないようだ――グルメたちによる評価も圧倒的に高い

「クロナッツ」のファンサイトも登場したし、「クロナッツ」を並ばないで買えるようにするダフ屋まで現れている。

レストランを批評する「Zagat」の編集者ジェームズ・マルケイ氏も、最近この話題のスイーツを求めて行列に並んだひとりだ。この行列に並んでいる人々は皆、喜んで待っているわけではないが、この苦痛に見合うだけのものが得られると思っているようだ。

以下の動画では、アンセル氏がクロナッツを作る様子を紹介している(また同氏は、夜中にクロナッツの夢を見て目覚めることもあると告白している)。

ドミニック・アンセル・ベーカリーに来て、クロナッツが売り切れていたとしても、心配は無用。この店はほとんどすべての品がおいしい。特に「DKA」(Dominique's Kouign Amann)がお勧めだ。(Kouign Amannは、仏ブルターニュ地方の伝統的な洋菓子「クイニーアマン」のこと)

[Carey Polis 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]

関連記事