イギリスの首都ロンドン南東部で5月22日、兵士とみられる男性が、男2人に襲われ殺害される事件が発生した。英国のテレビ局「ITV」が入手した映像では、血だらけの手に刃物を持った容疑者と見られる男が、逃げようともせずにカメラの前で、
「俺たちの土地の女性たちは、これと同じようなものを見せられている。お前らも決して安全じゃない。政府を排除するべき」
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などと、犯行声明を述べていた。
英政府はイスラム過激派による「テロ行為」の可能性もあるとみて捜査を開始した。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版では、次のように報じている。
現地メディアに対する事件目撃者の話によると、兵士とみられる男性はナタのような刃物で襲われたという。さらに犯人らは襲撃をしながらイスラム語で神は偉大なり、と叫んでいるのが聞こえたという。
(WSJ.com 2013/5/23 07:07)
キャメロン首相は、オランド仏大統領との会談後、当初24日に予定していた帰国を1日早めて英国に戻ることになった。ブルームバーグ日本版によると、キャメロン首相は以下のように語っている。
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キャメロン首相はオランド仏大統領と夕食を共にするために訪れたパリのエリゼ宮で記者団に対し、「これはテロ事件である可能性が強い」と語り、「殺人現場にいた2人は負傷し、容疑者として扱われている」と説明した。(Bloomberg.co.jp 2013/05/23 08:12)
4月の米国でのボストンマラソンの爆破事件に続き、英国でもテロ発生なのか。真相究明が待たれている。
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