米ユナイテッドがB787運航を4カ月ぶり再開、週内に全便
米ユナイテッド航空は20日、バッテリートラブルを受けて運航停止となっていたボーイング
この日、ユナイテッドの運航再開第1便となった機体が、4カ月ぶりにシカゴに無事着陸した。
ユナイテッドのスマイゼック最高経営責任者(CEO)は「新型機は全て問題を抱えている」と指摘。「それを解決するためにボーイングと協力してきた。われわれは強い自信を感じている」と述べた。
スマイゼックCEOは、ボーイングのマックナーニCEOとともに運航再開第1便となったヒューストン─シカゴ便に搭乗した。
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バッテリートラブルを受け、各国の規制当局は1月16日、全世界でドリームライナーの運航停止を命じた。
スマイゼックCEOは、6機の787型機が運航再開となることで、ヒューストンから、シカゴやニューアーク、デンバーを含む国内各都市への便数を増やすことが可能になるとの認識を示した。
ユナイテッドの運航再開第1便の機長を務めたビル・ブロッカー氏は、順調な飛行だったと指摘。「787型機は短距離飛行のために作られているのではない。複合的な構造により、より軽くなり、燃費効率や乗り心地が向上している」と述べた。[シカゴ 20日 ロイター]