宮内庁は13日、来年成人を迎える秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま(18)が正装の際につけるティアラの製造業者を募る公告をホームページに掲載した。
ティアラは佳子さまの成人後、新年祝賀の儀などの行事で着用されるといい、今回初めて有識者による審査委員会を設けて決めるという。詳細を産経ニュースが伝えている。
Advertisement
首飾りなど宝飾品全体のデザインも含めた企画競争入札で、予算額は約2890万円。6月5日が締め切り。美術や工芸の専門家による審査委員会を経て同月中に選ばれる。
宮内庁は「価格だけでなくデザインも重視するため、ご夫妻と佳子さまにご相談した上でコンペ方式に決めた」としている。
審査委員は、文化勲章受章者の高階秀爾大原美術館館長、宮田亮平東京芸術大学長ら。
(産経ニュース 2013/5/14 21:00)
これまで女性皇族が身につけていたティアラはどこが製造していたのだろうか。朝日新聞デジタルが次のように報じている。
女性皇族が成人する際のティアラ製造は、寛仁親王家の長女彬子さま(31)までは「ミキモト」の随意契約だった。同家次女瑶子さま(29)以降は同社と「和光」の指名競争入札となり、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(21)=英国留学中=が成人した際のティアラは和光が2856万円で落札していた。
(朝日新聞デジタル 2013/5/14 22:26)
企画提案書の締め切りは6月5日正午。来年3月までに納入予定という。
関連記事