江戸三大祭の1つとして知られる「神田祭」が5月9日から東京の神田周辺で開かれ、多くの人で賑わっている。例大祭の15日まで、東京・神田明神をメイン会場に実施される。本来は2年に一度の開催だが、2011年には東日本大震災の影響で中止されていた。朝日新聞デジタルでは、次のように報じている。
最も盛り上がるのは11・12日の2日間。山車や神輿(みこし)、曳(ひ)き物が日本橋や秋葉原を練り歩くほか、福島県南相馬市の相馬野馬追騎馬武者も参加する予定だ。約100基の町会神輿が神田明神に次々と入る神輿宮入でピークを迎える。
(朝日新聞デジタル「待ってた神田祭、4年ぶり開催 東京、震災で前回中止」より 2013/04/26)
5月11日には、ハフィントンポスト日本版編集部のある秋葉原の電気街を、子ども達がかつぐ御輿が練り歩いた。「ワッショイ!ワッショイ!」と子ども達が声を上げると、周囲の大人から「秋葉原のみんなが見てるぞ!もっと元気よく声出して」と声援が飛んでいた。 続いて、大人がかつぐ神輿も次々と電気街を回り始め、祭りは最高潮に。この日はあいにくの雨天だったが、「ヨイッサー、ホイッサー!」と力強く掛け声を合わせていた。アニメやゲームの買い物客や外国人の観光客らも足を止めて、江戸時代から続く伝統芸能に見入っていた。
神田祭の開催に合わせて、周辺では、さまざまなイベントが目白押しだ。複合文化施設「アーツ千代田3331」(千代田区)では5月19日まで、特別企画展「祭礼図巻にみる江戸の粋」を開催中。神田明神が所蔵する区指定文化財「山車人形」や「神田明神祭礼図巻」(複製)の全巻披露を行っている。
関連サイト:「神田祭の楽しみ方ガイド」
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