17日、関東は天気が回復へ。でも晴れ間はつかの間。18日は早くも下り坂で、19日は雨冷(あまびえ)になりそう。
雨冷(あまびえ)とは
秋の季語で、雨が降って冷気を覚えることです。17日(月)の関東はまさに「雨冷」。シトシトと雨が降り続き、昼間は初冬の頃の寒さとなりました。
束の間の晴れ間
17日(火)は、秋雨前線が関東の南に下がるため、北から天気が回復へ向います。朝は雨でも、昼頃からは日差しや晴れ間の出る所があるでしょう。
ただ、この晴れ間も長くは続きません。前線がふたたび関東の南岸まで近づいて停滞するでしょう。このため、早くも天気は下り坂。18日(水)の夜には関東は広く雨となり、19日(木)にかけて、沿岸の地域を中心に本降りとなる所もあるでしょう。
また、台風21号が勢力を強めながら北上し、週末になると台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。前線活動が活発になり、台風から離れた関東でも大雨になることもあるかもしれません。今後の最新情報に十分ご注意ください。
19日(木)はふたたび雨冷に
晴れ間の出る17日(火)と18日(水)は、16日(月)よりも気温が高くなり、少しだけ寒さが和らぎそうです。
19日(木)はふたたび雨冷となるでしょう。予想最高気温は、東京都心は13度で11月下旬並み、宇都宮は12度で12月上旬並みの寒さ。また朝晩は10度くらいまで下がり、10度を下回る所もありそうです。お出かけの際は、冬のコートを用意するなど、寒さ対策を忘れずになさってください。
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[日本気象協会本社] 気象予報士 防災士 栃木県防災会議委員 熱中症予防指導員
栃木県宇都宮市出身。
CRT栃木放送(AMラジオ)に、アナウンサーとして16年勤務。朝の情報番組から、昼のバラエティ、夕方の報道、夜の音楽番組まで幅広く担当し、中継レポーターや選挙報道まで携わりました。
ラジオは、災害報道をいち早く担う使命があり、栃木放送に在職中は、実際に災害現場に何度も出向きました。
その様な中で、栃木県の防災力をもっと高めるために、専門的な知識を習得したいと考えたのが、気象予報士と防災士を取得するきっかけでした。
現在は、日本気象協会で予報士としてお仕事をする傍ら、フリーアナウンサーとして、とちぎテレビの報道番組などを担当しています。
趣味は音楽。社会人吹奏楽団に所属し、トロンボーンを担当しています。トロンボーン歴は小学校4年にスタート。一応音大出身です。
その他、飛行機と鉄道(乗ったり撮ったり)、フィギュアスケート(鑑賞専門)、野球(観戦専門)。そして栃木県の美味しい地酒を、全国に広める活動です。
「空を見上げる楽しみ」と「自然を正しく恐れる意識」を、様々な形でお伝えして参ります。