ハッカー集団「アノニマス」率いるクー・クラックス・クラン(KKK)撲滅を目的とする作戦、「オペレーションKKK」が本格的活動を開始した。メインの Twitterアカウントによると、数多くのKKK関連サイトが一斉ハッキング行動によって倒され、11月5日のHoodsOffと呼ばれる行動に向けてさらに準備が進められている。
クー・クラックス・クランは、名誉毀損防止同盟(ADL)および南部貧民救済法施行機関を母体とするヘイトグループ(扇動集団)で、5000〜8000人のメンバーがいると言われている。オペレーションKKKは、その中の著名メンバー1000人の正体を暴露したいと考えている。
「われわれは実に長い間、実に多くの人々を詳しく観察してきた結果、お前たちの下部組織に透明性を与えることが、正しく適切かつ唯一の行動方針である確信を得た」と、アノニマスハッカー集団の代表者らが火曜日に書いた。「われわれはこのミッションを、責任ある、効果的な方法で実行する。この取り組みに対する忍耐と支援に感謝する。」
インターネットの一部では、攻撃はすでに始まっている。自らAmped Attacksと名乗る自称反ヘイトグループハッカーは、ウェストボロ・バプチスト教会(WBC)の公式ウェブサイトを含め、数多くのKKKウェブサイトを破壊した。しかし、最大のダメージは、彼がKKKウェブサイトに侵入し、KKKデータベースに名前が載っている多数の州上院議員および市長の個人情報を収集したと宣言していることだ。
「私はアノニマスにも他のハッカー集団にも属していない。私は私自身として自発的に行動し、WBCを破壊したのは、単に彼らがヘイトメッセージを吐き出すことに嫌気がさし、何か大義を果たしたくなっただけだ」と彼は言った。
Pasetbinで見ることのできるそのリストは未確認だが、Amped Attacksは、KKKデータベースと問題の公人らの公開メールアドレスとを相互参照したと主張している。
「私は情報を公開する前に、9日間かけて全データを検証した。情報は私がハックしてデータベースを取得できた複数のKKKウェブサイトから入手した。これらのサイトに登録されていた多数のメールアドレスを調べた結果私の興味を引いたのは、KKKを支持しているかそこに関与していない限り、ウェブサイトに登録される理由がない政治家たちのアドレスだった」
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
(TechCrunch 日本版 「オペレーションKKK、クー・クラックス・クランメンバーの暴露を開始」より転載)
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