【大切な画像データを失わない!】 ローカルHDDで管理?クラウドに保管? 写真好き社員のノウハウをまとめてみた

大切な家族の写真や、絶対に失いたくない思い出の動画をどう守ればいいのか? シックス・アパートの社員同士で「写真管理ノウハウ」をシェアしあってみましたので、まとめてみました。

ブログやメディアを運営していると、「記事内で使える!」と自分のスマートフォンで写真を撮影するクセがついてきます。カメラの性能も格段に向上し、いつでもどこでも撮影できてしまうので、気がついたらおびただしい数の写真が保管フォルダに入っていて驚くこともあります。

加えて、一眼レフやコンパクトデジカメ等、撮影できるデバイスを複数持つことも当たり前になっています。画像枚数が増えると、どうしても気になるのが保管方法。現在はクラウドや外付けHDDの容量も充実してはいますが、そうはいっても大容量に膨れ上がった画像フォルダを、どこにどう保管したり、バックアップを取ればいいのか不安になりますよね。

大切な家族の写真や、絶対に失いたくない思い出の動画をどう守ればいいのか? シックス・アパートの社員同士で「写真管理ノウハウ」をシェアしあってみましたので、まとめてみました。

Photo Credit: Lynzeangel via Compfightcc

さっそく声を紹介していきましょう。

写真が趣味の男性社員Kさん

外付けHDDを二台用意して、一台を写真保存用、もう一台をTime Machineのバックアップ先に指定しています。元データとバックアップで二カ所あればまず問題なし。トラブルが起きないよう、同期は"片道限定"にしておきたいですね。ひとつ注意点を挙げるとすれば、HDDの処理スピードが遅くなったり、変な音がしはじめたら躊躇せず買い替えましょう。

家族持ちの男性社員Hさん

コンピューターの中と外付けHDDとflickrという3重のバックアップをやっていました。が、flickrは公開範囲の設定等の作業が面倒になり、やめてしまいました。現在は外付けHDDのみです。(片方が1テラ、もう片方が500ギガのように)容量に差があると、おかしななタイミングで同期できなくなってしまうので、同じ容量のHDD2台体制を構築しておくのが理想ですね。

家族持ちの男性社員Nさん

PCとHDDで二重化しています。PCではGoogle PicasaのWindows版を利用して、一括管理しています。Picmvというフリーソフトを使って写真のファイル名をすべてyyyymmddhhmmss(西暦年月日+時分秒)に変えて、日時ごとにフォルダ分けしています。ただ、Picasa オンラインが結構好きだったのに、現在はGoogle+と統合されてしまって、オンラインでの使い勝手がいまいちになったのが不満ではあります。

つづきまして、クラウドを活用する社員の声。

家族持ちの男性社員Sさん

BOX派(オンラインファイル共有サイト)

iPhone を母艦 PC につないだときに iPhone から PC に手動でファイルをコピーしてBOXと同期しています。写真は最近では iPhone でしか撮らないのでBOXで十分足ります。

家族持ちの女性社員Kさん

adobe revel 派(有料版)

写真(RAWデータもOK!)と動画が月500円で容量無制限にUPできて、色んなデバイスのアプリから閲覧できる神サービス。iPhoneからはアプリ経由で写真・動画が自動でアップロードされるのも便利です。NASにも写真をまとめていたのですが、こないだ壊れてしまったのでさらにRevelへの依存度が増しています。Flickrと違って基本は非公開なので、プライベートな写真を誤って公開してしまうリスクが低いのも安心です。不安は特にないですが、サービスが今のクオリティと価格を維持しつつ続いてくれればいいなと思っています。

以上、シックス・アパート社員らの写真保管法を紹介してました。

方法は皆さん様々ですが、「バックアップの肝は、手元にあるオリジナルデータを複数箇所(クラウド、外付けHDD等)に再現すること。同期する際は、なるべく手間と時間をかけない仕組みを作ること」とのことでした。マックユーザーが多い職場なので、「Time Machineと外付けHDD」の組み合わせが多かったです。

こういったちょっとしたノウハウを社内で募ってみると、「へぇー、そんなやり方、考えたことなかったなぁ」とか「私もやってみようかしら」等、意外な発見があって面白いです。

Photo Credit: Joaquim Massapina via Compfightcc

ちなみに中山はiPhoneで撮影した画像をDropboxに同期し、溜まってきたら外付けHDDに移し替え、Dropboxは空っぽにしておく...を繰り返すスタイルです。iPhoneのカメラがすっかり高性能になったことで、最近はデジカメで撮影することがめっきり減ってしまいました。

外付けHDDのデータをそのままクラウドにコピーするか、それとももう1台買い足して2台体制で運用するか、まだ答えは出ていないですが、少なくとも「ひとつが飛んでも、もうひとつが常にある」というフェイル・セーフを構築してこうと思います。

余談ですが、私はときどき画像をDVDに焼き、実家にまとめて郵送したり、帰省のタイミングで持っていく、ということもします。データを分散して保管することで、、仮に手元(自宅)のデータを事故で失っても再現できるというわけです。

別の方法で実践されてらっしゃる方がいらっしゃったら、ぜひコメント欄で教えてください。

(2015年1月27日「Six apart ブログ」より転載)

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