毎日新聞のこの記事を読んで驚いた。
野次そのものにも驚くが、こんな下品なセクハラ野次をどうして議長は放っておくのだろうか? この野次が飛んだ瞬間に、議長はいったん進行を中止してでも野次を放った議員に叱責して、謝罪させるべきではないか? 何のための議長だ? これは単に塩村議員を侮辱しただけではない。これは議会そのものを侮辱している。東京都議会という都民を代表する場にふさわしくない、人権意識に欠けた発言だ。こんな発言を許しておくことが信じられない。それとも東京都議会とは常にこうした低俗野次の飛ぶ、とんでもないところなのか? だとしたら、私たち都民はもっと厳しく都議会を見つめなくてはいけない。
この野次を飛ばした議員は自ら名乗り出て、罵った相手である塩村議員への謝罪をすべきだ。見つかるまで知らん顔では、その議員のセクハラ意識や、人権意識、さらに少子化問題への見識を疑う。私がもしこの議員の同じ会派の人間なら、そう薦める。君、今すぐ謝罪したまえ、と。今すぐ、今日にでも名乗ってほしい。そして、自らセクハラ問題や少子化問題などを研究して、勉強会を開く。都民から選ばれた議員なら、それぐらいのことをして自らの過ちを償い、次へ生かすべきだろう。私たちは愚かな見識のままでのんびり暮らす議員のために高い都民税など払いたくない。
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野次った本人、野次られた人、だけの問題ではなく、東京都議会全体の問題だということを、都議会議員は肝に命じ、真剣に考えてほしい。