街なか観光案内を新宿、上野で開始します
-東京都観光ボランティアのチーム名・ユニフォーム決定!-
「観光ボランティアが街なかで外国人旅行者に積極的に声を掛け、外国語で観光案内等を行う「街なか観光案内」を6月19日から新宿、上野を皮切りに実施します。今後、外国人旅行者が多く訪れる地域で順次展開していきます。
また、これにあわせて、観光ボランティアがチームとして一体感を感じられるよう、チーム名及びユニフォームを決定」し、5月29日に公表。
同日の知事記者会見↓
「ソウルに行ったときに、「動く観光案内所」ということで赤いユニフォームで、私が例えば歩いていると、「日本人の方ですね。何か困ったものはありますか」と日本語でしゃべって、いろいろ案内してくれる。こういうことを、同じことをやろうということで、これまで東京都を訪ねる外国人旅行者に対して、観光ボランティアによる都庁案内ツアーとか、観光スポットをめぐるガイドサービスを提供してきました。これに加えて、6月19日から新たに、今、申し上げたように街の中で、「韓国の方ですか」、「中国の方ですか」、「アメリカの方ですか」と、こういうことで声をかけて外国語で案内を行う「街なか観光案内」を、まず新宿駅を上野駅を皮切りに開始をいたします。
そこで、チーム名とユニフォームを決定しましたので、早速ご紹介をしたいと思います。
まずチームの名前の正式は、「おもてなし東京」ということに決定をいたしました。ユニフォームは、都がビジネスを支援している有望な若手デザイナーの藤江珠希さんにデザインしていただきました。
それで、今回、作成したユニフォームを着用して、普通、皆さん、こういう格好で歩かないと思うから、すぐわかると思います。これはおもてなし東京チームだなと。」
そこから議論百出。
うっ...こ、このデザインで...いいの...か?!なんかもっと、こう、洗練されたシュッとした和のテイストがあるとかそういうのにならんのか...(←E戸川区在住。R.Uさん魂の叫び)
というのは、もう好き嫌いで「都がビジネスを支援している有望な若手デザイナーの中からコンペにより選ばれた」わけで仕方ないとして
「お値段25万円で外国に発注するのではないか??!!」
という、ご心配な声が多々届きましたので「産業労働局観光部受入環境課」に確認をさせていただきました。
今回は簡潔にまいります!
ポロシャツ(1600枚発注) 数千円
帽子&バッグ(各50個※発注) 数千円
発注先:デザイナー藤江珠希氏のところで制作。(どこの会社か明示できず。開示請求しても対象外とのこと)
生産国:日本製
以上ご報告申し上げます。
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【お姐総括】
思ったよりポロシャツの発注数は少ないように感じました。今後は有償でお求め頂いて各区市町村でボランティアが勝手連的に広まるといいですね。秋葉原などは、別のアニメを取り入れたデザインもいいかも!!共通アイコン(エンブレム?!)を入れておけばわかると思いますので、まちごとに変えてもいいとも思います。
エンブレムといえば、盗作騒動もお粗末な感じ。個人的にはこちらもあまりほっこりしない冷たいデザインに見受けられます。ことにパラリンピックのデザイン(写真右側)が二つに分断されていて、インクルーシブなイメージを感じ取れません。これまでの五輪の桜の暫定デザインの方が私も好きでしたし人気もあったようです。なんで暫定デザインではダメか、どんなルールだったのか担当部署に確認中です。
一点ちらっと気になったのは観光情報センターの在り方。
ポロシャツはボランティアに貸与し自己管理していただいて、※部分の帽子とバッグは拠点に常置して使いまわしとのことでありました。東京都には「東京都観光情報センター」があります。新宿ボランティアさんは都庁があるのでそちらが拠点となりますが、上野の観光情報センターはカウンターしかないので上野駅近くの民間不動産を借りるそう。うーん。上野恩賜公園は東京都建設局の所管ですが、都立美術館・文化会館といった生活文化局所管の建物もありまして、うまく活用できないか質したところスペースがない...とのことでした。いずれは公園内にセンターもできることでありましょうが、使い勝手良く多くのボランティアや観光客が出入りして賑わう、かつコストは、民間の力も借りて圧縮できるようこれもチェックと提案しがいがある♪とワクワクしましたとさ。←上野出身上野の山はいわば、お姐的里山、御役所主導には進めさせませぬ。
↑すでに活躍されてるボランティアさん、熱血応援させて頂きます*\(^o^)/*
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(2015年8月7日「上田令子のブログ お姐が行く!」より転載)