ビールメーカー各社から売り出され、国産、輸入モノあわせて今や定番となった「第三のビール」ですが、ミルク界でも牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」がじわじわと人気になっているのをご存じでしょうか。"お米の国"の日本人にぴったりの「ライスミルク」です。
「ライスミルク」とは、お米と水をジューサーで合せるだけで出来上がるシンプルなドリンク。管理栄養士で、人気の雑穀ブランド「美穀小町」(http://www.bikokukomachi.com/)も立ち上げている(株)エミッシュ代表の柴田真希さん(http://www.recipe-blog.jp/profile/14695)もこのライスミルクにいち早く注目した1人です。
お米といえば炭水化物、カロリーが高そうなイメージですが、「牛乳1杯が134kcal、コレステロール24mgなのに対し、ライスミルクはわずか66kcalでコレステロールフリー。それにお米は脂質が2%なので、ライスミルクも低脂肪でヘルシーに仕上がります」(柴田さん)。
今回は、「牛乳や大豆アレルギーの方でもOKなので、牛乳や豆乳のかわりにお料理やお菓子作りにも使っています」という柴田さんに、ライスミルクの簡単な作り方と、そのおいしい飲み方&使い方をうかがいました!
●ご飯と水があればOK!「プレーンライスミルク」の作り方
ご飯に5倍の量の水を加え、塩をひとつまみ。それをミキサーにかければ完成です。「砂糖や塩、油を入れたり、温めたり、冷たいままで飲んだり、お好みの飲み方で楽しめますよ」(柴田さん)。飲んでみるとお米のほのかな甘さを感じて、とろみもあるので、温めていただくと葛湯のようにお腹がいつまでもホカホカ♪寒い季節にはぴったりです。
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●甘さと香りをプラスして「シナモンライスミルク」
シンプルな「ライスミルク」をアレンジすいて、砂糖とシナモンを入れたライスミルクを温めた「シナモンライスミルク」。名前も見た目も、カフェのメニューにありそうなお洒落な仕上がりです。砂糖のかわりにメープルシロップはちみつを加えてもまた違った味わいが楽しめますよ。
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●休日のブランチにもぴったりの「かぼちゃのシナモンパンプディング」
「ベジタリアンでも食べられるパンプディングなんです」と紹介していただいたこちらのレシピ。茹でたかぼちゃを入れて作った「ライスミルク」にライ麦パンをよく浸してオーブンへ。熱々をいただきましょう!
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●じっくり浸してこんが~り焼く!「ライスミルクのフレンチトースト」
「牛乳アレルギーの方におすすめのフレンチトーストです」という柴田さんのお気に入り。牛乳で作るよりもしっとりした仕上がりです。卵液にはできれば30分以上は浸すとより美味しくなります!
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ちなみに柴田さんのおすすめは、お米のかわりに発芽玄米で作る「ライスミルク」。「発芽玄米にはビタミン・ミネラル・食物繊維をはじめ、ストレスを抑えるといわれるGABAや、生活習慣病の予防・改善効果が期待されるγオリザノールがたっぷり。それをドリンクで手軽に摂ることができます!」。
お米の一番新しくて美味しいいただき方、「ライスミルク」。材料も作り方もシンプルなので、まずは余ったご飯で試してみませんか。
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