「就活の服装って、ルールがあるんだって」
洋服の青山のTVCM「就活」篇
超どアップの武井咲さんの可愛さハンパない。
というか就活に限らず、スーツの着こなしやスーツ姿での振る舞いには、ルール?マナー?が、たくさんある。
厳しい会社ではかなり細かく、髪型や名刺入れや手帳やバッグ...、様々なものに"常識"を求められることもある。
その常識を身にまとって、大人はしっかりと仕事をしているので、めっちゃカッコ良い。キチッとしているとカッコ良いから、スーツ萌えの人も多い。
カッコ良いのは素晴らしい。
素晴らしい...んだけれど。
機能性を重視して、その形式をほんの少し、変えることは出来ないもんかなあ。
僕はアルビノなので、アルビノの視点から、スーツでも帽子をかぶりたい。
正式な場所であればなおさら、正装としての帽子を許されたい。
理由は、ふたつ。
●アルビノは眩しい(羞明)
天気のいい屋外に限らず、室内の蛍光灯でも、薄暗い店内のスポットライトのような照明でも、眩しいものは眩しい。
デスクワークでも、窓際の座席だと外光が眩しくて仕事の効率が下がったりする。
いくつかの解決策があるとは思うけれど、僕が帽子をかぶることで、わりとすんなり問題をクリアできたりする。
目元にだけ影をつくり、手元や周りは明るい。その機能性は、帽子が抜群。
●髪色が目立たない配慮
髪色が黒ではないアルビノの僕は、例えば学校の朝礼なんかでも、遠くからだろうがひと目でわかる。
生まれ育った自然な自身が、とんでもなく目立つ。
結婚披露宴やお葬式で、みんな同じ色・同じ格好の場所では、むしろ目立つ。
同じ格好をしていても、いやみんなが同じだからこそ、目立つものは目立つ。
そんな時、僕のこれまでの実感として、帽子をかぶっているとだいぶ目立たなくなる。やっぱり、視覚の中でも"色の印象"は強い。
頭部が黒いだけで、目立ち具合は格段になくなる。
(なので僕は、目立ちたい時こそ帽子をかぶらない)
もちろんTPOで、帽子をかぶっているから目立つ、という別の作用もあるけれど。
目立ち度合いを比べてみて、明らかに白い人>帽子の人、だと実感してる。
ユニフォーム的な場合は別として、社会人として帽子をかぶっている=おかしな人・常識のない人、と捉えられることが当たり前なこの国だから。
僕が書いたこんなことは、僕のワガママと言うか、変わることのなかろう常識に向けた愚痴のようなものになってしまうけれど。
「人と話す時は」「室内では」「大人として」
帽子をかぶることが悪いことだ、という常識が、もう少し広く薄まらないかなあ。
機能的に、空気的に、帽子は便利で好いんだけどなあ。