Twitter社が4月11日〜13日にカリフォルニア州で開催された米国最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に関するツイートのデータを公開しました。
2週末に渡って開催されるコーチェラ・フェスティバルは、毎年告知後にはわずか数時間でチケットがソールドアウトになってしまうほど人気の音楽フェスです。
そのためフェス参加者だけでなく、チケットをゲットできない人や世界の音楽ファンが、Twitterに写真やハッシュタグ付きツイート、Vine動画を投稿したり、YouTubeや音楽メディアからの情報をRTする、世界中で注目されるイベントとして有名です。
Twitter社によれば、11日〜14日の間にハッシュタグ「#coachella」付きで投稿された数は、160万ツイート以上に上ったそうです。
下の世界地図は、コーチェラ・フェスティバルについてのツイートが時間とともに変化する様子を示したアニメーション・マップ。TwitterをTwitter社のデータをビジュアリゼーション・エンジンCartoDBで可視化しています。
こちらのリンク先では、マップ上で自由に拡大縮小、移動ができますよ。
最も光っているのは、開催地インディオがあるカリフォルニア州。ですが、徐々に東海岸の光が強くなって行きます。
またイギリス特にロンドンも大きな光を放っています。そして東南アジアも世界に負けていません。物凄い勢いで光が広がっていきます。
Tweets about @coachella spread around the world #coachellahttp://t.co/Wh1GwMNtuspic.twitter.com/WrBIyg9hjy
-- Twitter Music (@TwitterMusic) April 14, 2014
そしてこちらが最もシェアされたコーチェラ・フェスティバルの写真です。
こちらのリンク先で画像1つ1つをクリックすると拡大できます。
Twitter社は、音楽やエンターテイメント関連のイベントの際に、TPS(Tweets Per Seconds)やトレンドなどツイートのデータを公開しています。特にユーザーの反応がすぐ反映されるTwitterは、リアルタイム性の高いイベントの熱量や情報の波及を図る効果的なバロメーターになっています。
ライブやフェスなど音楽シーンにおいて、感情の度合いを図ることは困難ですが、音楽は人をエモーショナルにつなげやすくしてくれます。そのつながりの強さを表現するツールとして、モバイルやソーシャルメディアが果たす役割が、世界の音楽業界の間では非常に重要になってきています。
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ソース
(2014年4月15日「音楽ブログ「All Digital Music」より転載)