マンチェスター・イブニング・ニュース紙のアントニー・モウル記者が24日、スカイスポーツのサッカー番組内で、今季のプレミアリーグ前半戦で振るわなかった8選手の一人にマンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司を選出した。
マンチェスター・イブニング・ニュース紙のアントニー・モウル記者が24日、スカイスポーツのサッカー番組内で、今季のプレミアリーグ前半戦で振るわなかった8選手の一人にマンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司を選出した。
■「10試合に満たなかった選手の一人で、期待外れだった」
昨夏マンチェスター・ユナイテッドに加入したベルギー代表MFマルアヌ・フェライニも選出したモウル氏は、香川を次のように評している。
「ユナイテッドでフェライニの他に期待外れだったのは、自身の持つ卓越した技術を見せられなかった香川だろう。昨季開幕前にポール・スコールズの後釜として、他の強豪の司令塔、シルバ(マンチェスター・シティ)、マタ(マンチェスター・ユナイテッド)、ウィルシャー(アーセナル)に匹敵する選手として活躍が期待されたが、それら3選手と張り合うことはおろか、試合のカギを握る選手になれず、ピッチ上をあてもなくさまよった。
上半期のリーグ戦出場数が10試合に満たなかった選手の一人で、期待外れだった」
一方、モウル氏は今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドのクラブ史上最高移籍金額3700万ポンド(約63億円)でチェルシーから加入したスペイン代表MFファン・マタも挙げており、
「過去2シーズン連続でチェルシーの年間最優秀選手に選ばれたマタだが、今季前半戦はモウリーニョ監督に干され、出場した試合でも実力を発揮できなかった。おそらく、移籍が復調のきっかけとなるかもしれない」と解説した。
同紙は前述の3選手以外に、アルゼンチン代表MFエリク・ラメラとスペイン代表FWロベルト・ソルダド(共にトッテナム)、ベルギー代表FWクリスチャン・ベンテケ(アストンビラ)、イングランド代表GKジョー・ハート(マンチェスター・シティ)、オランダ代表GKマールテン・ステケレンブルク(フラム)を選出している。