フランス・パリ郊外のレストランで8月16日、サンドイッチの提供が遅いことに腹を立てた利用客が、店のウェイターを射殺するという事件が起きた。
BBCなどの海外メディアが18日、相次いで報じた。
イギリスの新聞・ガーディアンによれば、事件はパリの市街地から東に15キロほど離れたノワジールグランという街のレストランで発生。
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警察に通報した目撃者の証言によれば、ウェイターは肩を拳銃で撃たれ、心肺蘇生が行われたものの、その場で死亡した。
ウェイターを射殺した容疑者は、「サンドウィッチを出すのが遅い」と腹を立てていたという。
容疑者は現場から逃走しており、17日土曜日の時点でも依然として捕まっていない。
この銃撃事件について警察は、殺人事件として捜査を開始したと明らかにした。
近隣に住む住民はフランスのメディアに対し、「何のトラブルもなく、静かなレストランです。数ヶ月前にオープンしたばかりだった」と話したという。
一方でBBCは、「事件が起きた店舗があるエリアでは、犯罪が急増していて、麻薬の取引や酒に酔って通りで酩酊状態になることが増えている」という住民の話を紹介している。