アルミニウム製モノコック構造を採用したボディに220hpを発揮する1.5リッターV12エンジンと6速マニュアル・ギアボックスを搭載したRA271は、今の私たちの目からは、まるでジュニア・フォーミュラのように見えるが、当時は最先端のマシンだった。製造されたのはこの1台のみで、普段は栃木県の「ツインリンクもてぎ」内にある「ホンダ・コレクション・ホール」に収蔵されているという。1964年当時のF1がヨーロッパのチームばかりだった中、はるか遠く離れた国である日本がRA271でF1デビューを飾ったことを考えれば、いかに同マシンの価値が高いか分かるだろう。
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貴重なRA271を公開したホンダの心意気に感謝!
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(こちらは2013年11月26日のAutoblogの記事「【東京モーターショー2013】ホンダ初のF1マシン「RA271」」を転載したものです)