ドナルド・トランプ大統領は、これまでGIFや動画を使って、ヒラリー・クリントンやCNNなどの"敵"をツイッターで威圧してきたが、その行いがついに自分に返って来たようだ。
大胆な発言で米国のバスケットボール界を賑わせる、NBAロサンゼルス・レイカーズのロンゾ・ボール選手ら三兄弟の"名物親父"ラバー・ボール氏が、トランプ大統領のディフェンスを破ってダンクシュートを決めるGIFアニメをツイートした。
「#トランプダンク #自分の仕事に集中しよう @realDonaldTrump」
トランプ大統領とボール氏の争いは、ボール氏の2番目の息子であり、UCLAのバスケットボールチームのリアンジェロ選手が中国で万引きの疑いで捕まった事から始まった。トランプ大統領は、中国の習近平国家主席にリアンジェロと元UCLAのチームメイトの2人を釈放させるよう口利きをしたことに対する感謝の意を求めていたが、ボール氏は拒否した上、刑務所にいた息子らを訪ねなかったとしてトランプ大統領を批判。トランプ大統領はこれを受け、ボール氏の息子らを刑務所に置いてくるべきだったと挑発した。以下がそのツイートだ。
「バスケットボール選手の3人は中国を出国し、3年の刑期を逃れた訳だが、リアンジェロ選手の父親、ラバー・ボールは、私が彼の息子にしたことを受け入れず、今回の万引きは大したことではないとしている。彼らを刑務所に置いてくるべきだった」
ボール氏は、トランプ大統領に感謝することはなかったが、自身が経営する「ビッグ・ボーラー」ブランドのスニーカーをトランプ大統領に贈ったと伝えられている。
■参照リンク
(12月9日AOLニュース「米バスケ界の「名物親父」ラバー・ボール氏トランプ大統領からの挑発にGIFアニメで応戦!」より転載)