こんにちは! AYU(あいゆ)こと、渡部葵です。
今回は、海外就職を目指す方にお伝えしたい4つのティップスについてお話します。
1.欲しい情報は積極的に取りにいくこと
漠然と憧れや目標として掲げている海外就職。しかし「検討はしているけれど、いざとなると何をしたらいいかわからない」という人は多いのではないでしょうか。
そんな時はまず、海外就職をされた方のブログや記事を検索し、どんな事例があるのか把握することをオススメします。
ブログによっては実際に利用した人材派遣会社を紹介しているものもあるので、気になる求人サイトや情報を事前にピックアップしておくのも効果的ですね。
また、Instagramで「#海外就職」「#マレーシア生活」と検索してみるのもオススメ! 写真を通じて、よりリアルな現地生活を知ることができますよ。
2.話しながら情報のインプットとアウトプットを
自分が何をしたいのか、今後の展望や進路について分からなくなった時は、第三者と話すことで自分の気持ちを整理できるかもしれません。
私は具体的に以下2つの方法を実践したのですが、頭の中の情報のインプットやアウトプットにとても役立ったので、みなさんも試してみてください。
A.人材派遣会社と面談
各国には海外就職をサポートしている人材会社があります。
ホームページには連絡フォームやメールアドレスが記載されているので、関心のある国の紹介会社に面談のアポイントを取ってみましょう。ご自身の希望や海外就職を目指す理由に加えて不安に思う点も明確に伝えると、面談がよりスムーズに進むはずです。
また、面談で使用する頻度が高いのは何といってもSkype。そのためにまずはアカウントを作成して、先方との時差をふまえた面談日時を複数用意しておきましょう。
私はこの時日本語・英語の履歴書をPDFで事前に作成し、面談日前に添付しておきました。しっかりとした会社であれば、面談中にメリットだけでなくデメリットもはっきりと教えてくれます。
地域ごとに就労条件は異なりますし、もちろん会社によって求められる仕事の内容やレベルも違う海外就職。
複数の地域を調べたうえで比較、検討していくこともひとつの方法なのかもしれません。
B.新卒海外就職経験者や、海外で働く知人への相談
▶お世話になっているベトナム在住の方と
新卒海外就職は未だ前例が少ないキャリアです。しかし、海外での生活を選ぶ方の大半はアクティブな傾向にあることから、皆さん情報発信にはとても熱心!
SNSなどで連絡先を公開している方も多いので、コンタクトをとるのはあまり難しくありません。リアルな声を聞く絶好の機会は逃さないようにしたいですね。
私が色々とお話しを伺う内に、海外就職をした方々に共通していると感じたのは「海外就職の先にある目標や目的」への意識の強さ。
時に「日本企業に就職した方が良い」「海外就職はやめた方が良い」という厳しい意見を聞くこともありましたが、「自分の選択に対して自分自身が納得する理由や目標をもつこと」がとても大切だと感じました。
3.面接ではありのままの姿を
面談を通じて自分の意志を確認したら、あとは面接を受けるだけ!
私が実際に受けた面接では、とにかく幅広い内容の質問を聞かれました。
海外就職を希望する理由や、なぜマレーシアなのか。
現在の内定状況や語学力、趣味やマレーシア留学時のこと、そして将来のキャリアプランについての考え、自分の強み・弱み、夢、家族構成などなど。
私が面接時に特に気を付けていたのは、端的な答えとその理由を述べること。これは日本の就職活動にも共通しますが、私はおしゃべりが好き過ぎるので常に意識していました(笑)。
また、就職活動では素の自分をぶつける学生と、相手が求める答えを意識して返答する学生の二手に分かれると思います。
どちらを選ぶかは人それぞれですが、私は入社後の困難に対してより頑張れるのは前者だと考えたため、「自分のありのまま」を伝えることに注力していました。
4.見落としがちな親の説得をクリアしよう
最後に、海外就職で意外と重要となるのが「両親の了承を得ているか否か」です。
私の場合は進路について反対はされなかったものの、親に安心を与えるための説明が必要でした。特にマレーシアでは2016年6月にテロ事件が起こったこともあり、色々と不安点が多かったのだと思います。
そこで私は現地の治安、家や会社のセキュリティに関する情報はもちろん、現地での収支についても資料を作成し、両親に話しました。いわゆるプレゼンテーションです。こうしてなんとか説得を試みた結果、無事に了承を得ることに成功しました。
親御さんにとって海外就職は、馴染みのない進路の場合が多いと思います。
そんな時は何に対して心配しているのかを確認し、一つひとつ解決することで安心につなげるのが重要なのかもしれません。
いちばんの原動力はモチベーション!
インターネットでは気軽に他人の経験や考えを知ることができるので、これらの情報はとても役に立つと思います。
しかしここで気を付けたいのは、外部から得た情報をそのまま鵜呑みにしたり、熟考せずに自分の考えとして吸収してしまうこと。
海外就職を通じて自分は何にチャレンジしたいのか。
どんな目標を抱いているのか。
海外就職を検討している方は、今回紹介した海外就職の4つのステップを参考にしながら実際に行動に移してみてください。
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ライター
渡部 葵/Aoi AYU Watanabe
東北出身。漬け物とナシレマ、そして韓国とおしゃべりが大好きな女子大生。東日本大震災の被災経験から官民両者の存在価値や企業努力に関心をもち、政策科学部へ進学。在学中はベトナム金融情勢の研究や日本企業の経営戦略・財務分析等を学ぶとともに、1年弱のマレーシア留学を経験。来春からいよいよマレーシアにて新社会人生活スタート! Instagramも更新中です。
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