宇野昌磨、インタビューで「このあと表彰式あるんですか?」 愛あるツッコミ相次ぐ

銀メダルの宇野昌磨、ぬいぐるみも後ろ向きに持つ
宇野昌磨、羽生結弦、ハビエル・フェルナンデス
宇野昌磨、羽生結弦、ハビエル・フェルナンデス
Valery Sharifulin via Getty Images

平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で、日本の羽生結弦が金メダル、宇野昌磨が銀メダルに輝いた。ネット上は日本勢ワンツーフィニッシュの歓喜に包まれているが、宇野が演技後に見せたマイペースな一面も反響を呼んでいる。

最後に登場した宇野は、冒頭の4回転ループは転倒したが、4回転フリップを決めるなど立て直し、「トゥーランドット」の曲に乗って見事な演技を披露。ショートプログラムに続いてフリーで3位の202.73点を出し、合計306.90点でハビエル・フェルナンデス(スペイン)を逆転し、銀メダルを獲得した。

AFP/Getty Images

宇野は演技後のインタビューで、「1つ目のジャンプを失敗した時点で笑えてきた。1つ目失敗した時点で、もう頑張ろう、と思って、焦ることなく笑いがこみ上げてきました」と振り返った。

インタビューの最後に「このあと表彰式があるが、どういう気持ちか」と聞かれると、宇野は「このあとに表彰式があるんですか?」とキョトンとした表情。インタビュアーに「(メダルを受け取る)セレモニーが夜あります」と説明されると、「そんなにやっぱり、特別な思いはなかったですね、最後まで」とあっけらかんと締めくくった。

型にはまらず、マイペースな宇野らしいやりとりに、Twitterでは「(表彰式)あるよ」「メダル貰ってないんですけど メダルいらないんですか?笑」など愛ある"ツッコミ"が相次いでいる。

また、羽生、フェルナンデスと並んでのフォトセッションで、平昌冬季オリンピックの公式マスコット「スホラン」を後ろ向きに持ち、「スホラン逆」「スホラン尻向けてるよ」などさらに"ツッコミ"を受けていた。

お尻を向けた「スホラン」...。
お尻を向けた「スホラン」...。
MLADEN ANTONOV via Getty Images

「スホラン」をしっかり正面に向けた写真も。写真ラッシュで、ぬいぐるみを持つのも大変だ...。

「スホラン」を正面に持った写真もあった。
「スホラン」を正面に持った写真もあった。
AFP/Getty Images

羽生選手、宇野選手、フェルナンデス選手...ライバルたちがしのぎを削り、圧巻の滑りを魅せてくれたフィギュアスケート男子。エキシビションは、すべての競技種目が終了した翌日の2月25日に行われる予定だ。

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