平昌オリンピックは2月9日夜、開会式を迎える。それに先立ち、8、9日には一部競技で予選などがあり、すでに熱戦の火ぶたは切られている。
今大会、日本人の誰が表彰台に上がり、日本全体ではいくつのメダルが獲得できるのか。メダルが期待される選手を国内外のメディアの予想などを交えて紹介する。
日刊スポーツは担当記者の予想を紹介。それによると、スピードスケートとスノーボードでのメダル獲得への期待が高いとしている。特にスピードスケートの小平奈緒選手は「絶対的エース」と評し、出場する3種目(500メートル、1000メートル、1500メートル)のうち2つで金メダルを取ると予想。もう一人の実力者、高木美帆選手(1000メートル、1500メートル、3000メートル、団体追い抜きに出場)も2つの金メダルを獲得するとしている。
アメリカのスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド(スポイラ)」もこの2人のメダル獲得を予想。小平選手は500メートルと1000メートル双方で金メダルに輝くとし、高木選手は1500メートルで金、1000メートルで銀をそれぞれ取るとした。また、郷亜里砂選手は500メートルで銅メダルと予想している。一方、団体追い抜きでは、日本が銀メダルを獲得するともしている。
ノルディックスキー複合では、ノーマルヒル、ラージヒル、団体の3種目に出場する渡部暁斗選手にメダルの期待が高まる。日刊スポーツは金2つ、アメリカのスポーツ分析会社「グラスノート」は金1つ、スポイラはラージヒルで銅とそれぞれ予想している。
また、ジャンプ女子に出場する高梨沙羅選手について、日刊スポーツは金メダルを予想した。
フィギュアスケートでは、「絶対王者」羽生結弦選手がシングルで金を獲得すると日刊スポーツはしているのに対し、スポイラは銀とした。宇野昌磨選手については、日刊スポーツが銀、スポイラが銅としている。
ほかにメダル獲得が期待されているのは次の選手ら。
メダル総数予想は?
日刊は今大会、日本はメダル22個(金9、銀4、銅9)を獲得するとしている。一方、グラスノートは14個(金3、銀7、銅4)、スポイラも14個(金3、銀4、銅7)とそれぞれ予想している。