新幹線「こだま」200人乗せずに出発進行⇒20メートル戻って仕切り直し 名古屋駅で

乗客の安全に問題はなかったそうです。
写真はイメージです(2009年10月30日撮影)
写真はイメージです(2009年10月30日撮影)
John S Lander via Getty Images

東海道新幹線の名古屋発東京行きの「こだま684号(16両編成)が12月13日の午後8時半ごろ、名古屋駅のホームで待っていた約200名の乗客を乗せないで、乗客ゼロのまま、出発してしまった。

JR東海によると、「乗客が乗っていない」と気づいた駅員は非常ボタンを押し、緊急停止させた。新幹線はホームまで20メートルの距離をバックして、客を乗せて再度出発した。

●なぜ、客を乗せないで出発したの?

同社では、原因は次のようなものだったとみている。

(1)運転手は、閉まったドアを見て、乗客が乗り込んだ後だと思い込んだ。

(2)ところが実際は、車掌がドアを開ける前の段階だった。

詳細は調査中だという。

担当者は「原因をはっきりと解明できた上で具体的な対策を決めていくことになるが、再発防止に努め、社員の指導・教育を徹底していく」とハフポスト日本版に話した。

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