「チャーリーK」という謎の男性が、アメリカで話題になっている。
この男性は、ふらりとニュージャージー州のトイザらスにやってきて、他の人が取り置きしたおもちゃの代金を支払ったのだという。ハフポストUS版など複数メディアが報じている。
アメリカでは、プレゼントなどを買う際、品物を店に取り置きして、分割払いが終わったタイミングで品物を受け取る、というシステムがある。男性は、どこかの誰かが払うはずだった残金を、太っ腹にも代わりに払った。
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何も知らずに店にやってきた人たちは、自分の残金が「いつの間にか、支払われていた」ことを知って、どれほど驚いただろうか。
地元メディアNJ.comがトイザらスに確認したところ、男性が肩代わりした金額は1万780ドル。
男性はさらにおもちゃを2000ドル分買って、恵まれない子どもたちにおもちゃを配る慈善団体「Toys For Tots」に寄付したという。
日本円で、あわせて140万円以上だ。
テレビ局CBSの取材に「チャーリーK」とだけ名乗った男性は、「なぜ」と聞かれて次のように答えた。
「うーん......、僕は、ただ、幸せを届けたかった。僕や家族を幸せにしてくれたこの地域にね。僕はこの地域のことが本当に好きだし、恩返しがしたかったんだ」
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