アメリカのユダヤ人団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が11月8日、アメリカ美容外科学会(AACS)が美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長を会員から除名したことを賞賛する声明を発表した。
同団体のラビ・アブラハム・クーパー副会長によると、アメリカ美容外科学会から「高須氏が会の規則に抵触したことから、同学会から除名した」とする通知書が届いたという。
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同団体は8月ごろ、高須氏がTwitterにナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーを称賛したり、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を否定したりする発言を投稿したとして、アメリカ美容外科学会に対し同氏を追放するよう要請していた。
アメリカ美容外科学会は形成美容外科専門医から構成されており、アメリカをはじめ、世界各国に約1600人の会員を有している。設立は1985年。
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高須クリニックの公式サイトには11月9日現在、高須院長が「アメリカ美容外科学会会員」であると記載されている。
この発表を受け高須氏は11月9日、自身のTwitterを更新。「追放されたというのは誤報だ。アメリカ美容外科学会からはまだ何の連絡もない」とコメントした。