AKBのCDを山に不法投棄疑い 投票券抜き処分に困る
アイドルグループ「AKB48」のCD585枚を福岡県太宰府市の山に不法投棄したとして、県警は16日、同市の会社員の男(32)を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検したと発表した。「総選挙に必要な投票券を抜いたCDの処分に困って山に捨てた」と話しているという。
筑紫野署によると男は6月中旬、太宰府市内の山中にAKB48のシングルCD計585枚を捨てた疑いがある。CDは沖縄県で6月にあったAKBの総選挙のために千葉県内の男性が購入したもの。AKB48はCDに付属するシリアルナンバーを入力する事で、好みのメンバーに投票できるファン投票を行っており、得票数の高かったメンバーは次のシングル表題曲を歌うメンバーに入れる仕組み。
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この男性から総選挙のために必要な手続きへの協力を頼まれた男が6月9日の夜、他県のファン仲間ら3人と一緒に、男性から郵送されたCD約1千枚(段ボール約20箱分)を開封した。男はCD約600枚入りの段ボール11箱を自宅に持ち帰ろうとしたが、処分に困って太宰府市内の山中に廃棄したという。
6月12日朝、山を散歩中の住民が発見し、署に通報した。段ボールには千葉の男性の名前や連絡先などが書かれていた。(中西皇光)
(朝日新聞デジタル 2017年10月17日 13時30分)
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(朝日新聞社提供)