アメリカ・ネバダ州ラスベガスの中心地で10月1日夜(日本時間2日)、銃乱射事件が発生し、ラスベガス市警によると、50人以上が死亡、400人以上が負傷した。
BBCニュースによると、銃撃は現地で開催されていたカントリーミュージックのフェスティバル『ルート91 ハーベスト』でのパフォーマンス中に発生した。ラスベガス市警によると、銃撃犯1人は死亡した。
現地で撮影された動画には、会場に激しい銃声が鳴り響く様子が収められている。
ラスベガス市警のジョー・ロンバルド保安官によると、容疑者はカジノホテル「マンダレイ・ベイ」の32階から、イベント会場に向けて自動小銃を無差別に乱射した。
CBSニュースによると、事件発生後に特殊部隊が32階の部屋に突入したが、すでに銃撃犯は死亡していたという。
警察は実行犯をスティーブン・パドック容疑者(64)と断定。さらに、容疑者と共に行動していた女性の写真を公開し、重要参考人として行方を追っているという。
NBSニュースは「今回の事件は国際的なテロ組織とのつながりはない思われる」と報じている。
ラスベガス市警は事件現場となった「マンダレイ・ベイ」付近の道路を捜査のため閉鎖し、周囲に近寄らないよう呼びかけている。
We're investigating reports of an active shooter near/around Mandalay Bay Casino. Asking everyone to please avoid the area. #LVMPDnews
— LVMPD (@LVMPD) 2017年10月2日
事件を受けて、ドナルド・トランプ大統領は「ラスベガスで発生した悲惨な銃乱射事件の犠牲者と家族に深い哀悼の意を表する。神のご加護を!」とツイートした。
(情報が入り次第、記事をアップデートします)
【UPDATE】2017/10/03 0:13
情報を更新しました。