人気アニメ「妖怪ウォッチ」の劇場版最新作に、妖怪アニメの先輩格ともいえる名作「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが出演することが発表された。ジバニャンが妖気の影響で「鬼太ニャン」に変身したという、そのかわいらしい姿も公開されている。また、鬼太郎の声はアニメ版初代の声優、野沢雅子氏が担当したという。
「妖怪ウォッチ」の今作は劇場版の第4弾で、シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界。時空の彼方に葬り去られた世界を舞台に、「ある危機」に遭遇したジバニャンらが、伝説の妖怪「鬼太郎」たちの助けを借りるためにゲゲゲの森を訪れて、鬼太郎、目玉おやじ、ねこ娘、子泣きじじい、砂かけばばあ、一反もめん、ねずみ男という鬼太郎ファミリーのメンバーたちと遭遇するというストーリーだ。
今作で製作総指揮・原案・脚本を務める日野晃博氏は発表で、「大人が見るに堪えるものにするというコンセプト。現代の大人において『妖怪』と言えば、やはり鬼太郎ではないでしょうか。というわけで、鬼太郎とコラボしたいという発想に至りました。実現できたことは、スタッフ一同感無量です」と、新旧妖怪アニメがコラボレートに至った秘話を明かした。
鬼太郎の声を演じた野沢雅子氏は、「妖怪ウォッチにおじゃまする事になり、どんな風に受け入れられるのか、どんな歓待を受けるのか、いろいろ私なりに楽しみながら想像しています。今から完成がとっても楽しみでワクワクしています。妖怪は不滅です」とコメントを寄せている。
さらにジバニャンも、「えええーーーっ! あの伝説の鬼太郎センパイが、妖怪ウォッチの映画に出るニャンか!? まじヤバいニャン! これはもう見るしかないニャン!」とのコメントを発表した。劇場版のどこかで「鬼太ニャン」も登場するという。
「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」は、12月16日から全国の東宝系劇場で公開される。