大正製薬は9月1日、栄養ドリンク剤「リポビタンD」のWebCMを公開し、Twitterで2万8000リツイートされるなど話題となっている。
2年半ぶりとなる危機一髪CMには、おなじみのケイン・コスギ氏が登場。女性とふたりでボルダリングに挑戦するコスギ氏は、足を踏み外した女性に手を差し出して「ファイトー! イッパーツ!」と声をかけようとするが...。
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リポビタンDの公式Twitterは、「鬼気迫る中で、絶叫するのは時代錯誤だという厳しい声を多数いただき、できたCM」を説明している。
ファイト一発の掛け声を必要とせず、ボルダリングで軽やかに上に登っていくのは、プロクライバーの大場美和さん。1998年生まれの19歳。2015年にはクライミングワールドカップ日本代表に選出されるなど、活躍が期待されるアスリートだ。
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この動画には、ファイト一発が聞けなくて「少し悲しい」「物足りない」といった声や、「これはこれで面白い」などの感想が寄せられている。
コスギ氏はCMの最後で、爽やかに「ジェネレーション、ギャーップ」と語りかける。 たしかに、リポビタンDのCMで、女性が自らの力でチャレンジする様子が描かれるのは、新しい時代を象徴しているのかもしれない。