フランスのパリ市が、市営公園「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」の一部を実験的に「ヌーディストエリア」として開放した。CNNなどが伝えた。
10日15日まで、公園内のサッカー場ほどの広さの専用スペースで裸になることが許されるが、パリ市は「露出狂や覗き見などは禁止する」としている。
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BBCによると、パリ副市長は「これは、パリ市民の公共の場を、前向きでオープンに活用していくためのビジョンの一部です」と語った。
敷地には、「ヌーディストや裸体主義者のための場所です」と書いた看板が置かれる。周辺に生息する野鳥の保護などに配慮し、8時から19時半までオープンするという。
フランス国内には元々、海外から200万人が訪れるヌーディストビーチがあり、パリ市内にもヌーディスト用の場所を設けるべきだという議論が以前から続いていた。
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BBCによると、裸体主義者にとっては前向きな朗報である一方で、批判的な意見もあると指摘している。
2016年9月にこの計画の実施が最初に発表された際には、中道派の政治家から「狂ってる」という発言もあったという。