8月8日に中国四川省で起きた大地震で、世界遺産の名勝「九寨溝(きゅうさいこう)」にある湖「火花海(かかかい、ひばなかい)」が決壊して水がほとんどなくなった。多くの観光客を魅了してきた美しい景観が大きなダメージを受けた可能性が高い。中国経営報が写真付きで報じた。
火花海は標高2187メートルにある湖で、土石流が積み重なってできたと言われている。エメラルドグリーンの水を湛えており、夕日が反射するとキラキラと輝く様子が「火花が散るようだ」として、この名前がついた。
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九寨溝の管理当局によると大地震で長さ50メートル、深さ12メートル、幅20メートルにわたり決壊。当局は「甚大な被害」と発表している。
四川省の地元紙「成都商報」の電子版は8月10日、地震後の火花海の空撮写真を掲載した。水がほとんどなくなっていることが分かる。
■地震前
■地震後
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■関連スライドショー(九寨溝で大地震)
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