2017年2月16日に撮影された。少年は「クマのプーさんのイラスト」が目を引くスマートフォンを使い、平壌市街中心部にある万寿台を写真撮影している。北朝鮮の金正日総書記の誕生75周年。
ある研究チームから、北朝鮮のインターネット接続データ分析結果が出された。ここから北朝鮮のインターネット利用パターンを知ることができるが、やはり人の住むところはどこも似ていると思わざるを得ない。
ニューヨーク・タイムズによると、Recorded Futureという研究チームが分析した結果、北朝鮮のごく少数の上流エリート層は制限なしにインターネットを利用することができるという。
そしてこの極めて少数の人たちは、スマートフォンを使用してメールをチェックし、Facebookアカウントを持っており、AmazonやAlibabaでショッピングする。
「この指導層の大半は、私たちが朝に起きてするのと同じような行動をとります」。Recorded FutureのPriscilla Moriuchiの言葉だ。
「Recorded Future」は去る4月1日から7月6日の間、北朝鮮で使われたと見られる3セットのインターネットアドレスブロックを分析した非政府機構・Team Cymruのデータを基にこのような結論を下した。
■「彼らは孤立していません」
それでは彼らがいう「ごく少数」は誰だろうか。ニューヨーク・タイムズは、北朝鮮では大学、厳選された事業所または党と軍の高官らの家庭でインターネットへの接続が可能なものと見られると伝えた。
特に驚かされるのは、彼らがどの領域に最も多くの時間を掛けたかということだ。
「Mashable」は同じ研究を引用して、北朝鮮人口のインターネット使用量の65%がインターネットストリーミングとゲームに集中していると伝えた。
何と言うか、私たちのインターネット利用パターンとかなり類似している。
さらに驚くべきことに、ニューヨーク・タイムズは北朝鮮で最も頻繁に接続されるストリーミングサービスが中国の「YOUKU」というビデオのストリーミングサービスや「iTunes」だと伝えた。
一方、「Mashable」は「North Korea Leadership Watch」を運営中の、アメリカの北朝鮮専門家であるMichael Maddenを引用して、「北朝鮮の住民がアメリカの文化と政治談義に明るく、ニューヨーク・タイムズと他のインターネットニュースを購読する」と伝えた。
ハフポスト韓国版より翻訳・加筆しました。